楽曲解説
1984年に公開された、宮崎駿監督による長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』。有毒な瘴気を放つ森「腐海」と巨大な蟲たちに脅かされる世界を舞台に、自然と人間の共生を模索する少女ナウシカの姿を描いた物語です。
音楽を手掛けたのは、本作で初めて宮崎駿監督とタッグを組んだ久石譲。当時最先端であったシンセサイザーの電子音を大胆に導入しつつ、ピアノやエスニックな民族楽器を融合させた、無国籍で独特なサウンドが特徴です。腐海の神秘的な恐ろしさや、空を飛ぶメーヴェの疾走感、そしてナウシカの深い愛情を表現した音楽は、その後の宮崎作品に欠かせない音楽の原点となりました。
本曲「風の伝説」は、タペストリーが映し出される映画のオープニングタイトルなどで使用される、作品全体を象徴するメインテーマです。哀愁を帯びたピアノの旋律が、静かに奏でられます。
アレンジ解説
■アレンジ内容(解説:柳川瑞季)
胸の中に秘める熱い思いを決して露骨に出さず、理性によって抑制されたようなアレンジになっています。フォルテと書いてあるからといって「大きく」するのではなく、どの程度広がったフォルテなのか、などよく考えて演奏して下さい。メロディ以外の旋律の歌い方もアンサンブルの上で重要になってくると思います。
楽曲データ
| 演奏時間 | ca.4:50 |
|---|---|
| 原キー | Cm |
| アレンジキー | Cm |
| 最高音 | 音域外なし |
| JASRAC作品コード | 020-5416-7 |
| 発売日 | 2021.8.30 |
編成表
Soprano Saxophone
Piano