天人の音楽
The Procession of Celestial Beings
作曲者
編曲者
楽曲解説
2013年に公開された、高畑勲監督による長編アニメーション映画『かぐや姫の物語』。日本最古の物語といわれる『竹取物語』を、水彩画風の圧倒的な映像美で描き出した一作です。一人の少女がこの地に命を授かり、喜び、悩み、そして月へ帰っていくまでの「生の輝き」が、瑞々しくも鮮烈に映し出されています。
音楽を担当したのは、ジブリ作品で数々の名曲を生み出してきた久石譲。高畑勲監督の映画本編で音楽を手掛けるのは本作が初であり、二人の巨匠による唯一無二のコラボレーションが実現しました。久石氏は、いままでのジブリ作品のサントラの雰囲気から一新し、ピアノやストリングスを多用しました。
本曲「天人の音楽Ⅰ」は、物語の終盤、月からの迎えが雲に乗って現れる衝撃的なシーンで使用されています。別れを惜しみ泣き叫ぶ地上の人々を余所に、軽やかな打楽器のリズムに乗せて奏でられる、屈託のない明るい旋律。その「悩みも迷いもない」天界の音楽は、感情豊かな人間界との決定的な断絶を表現しており、観る者に言葉にできない恐怖と虚無感を与えます。
アレンジ解説
■アレンジ内容(解説:柳川瑞季)
底抜けに明るい「天人の音楽」を、ソプラノサックスとピアノによる、ノリがよく色彩豊かなアレンジに仕上げました。同じ和声進行が続きますが、毎回微妙に様子が異なるアレンジになっています。リズムに乗って楽しく、リラックスして演奏して下さい。
楽曲データ
| 演奏時間 | ca.3:21 |
|---|---|
| 原キー | Gb |
| アレンジキー | Gb |
| 最高音 | 音域外なし |
| JASRAC作品コード | 197-0689-8 |
| 発売日 | 2021.8.30 |
編成表
Soprano Saxophone
Piano