楽曲解説
1985年5月にリリースされた、坂本九の生前最後となるシングル曲です。
作詞を荒木とよひさ、作曲を三木たかしという、昭和の歌謡界を牽引したヒットメーカーコンビが手掛けています。長年連れ添った夫婦の絆をテーマにしたバラードであり、自身の妻である柏木由紀子への思いを重ねてレコーディングに臨んだという制作背景が残されています。
現在ではオリジナルの歌謡曲としてよりも、全国の中学校や高校における合唱コンクールの定番曲として親ししまれています。教育出版などの音楽の教科書にも正式に掲載されるようになったことで、昭和の歌謡曲でありながら平成・令和の学校教育における合唱のスタンダードナンバーとして定着した稀有な歴史を持つ一曲です。
アレンジ解説
■アレンジ内容(解説:梅田詠侍)
誰もが耳にしたことのある名曲中の名曲。合唱曲として有名ですが、あの昭和を代表する大スター「坂本九」の楽曲だというのはあまり知られていないかもしれません。
坂本九さんが亡くなった日にNHKにて収録されたこの曲は、奥さんに向けて歌ったとても暖かく愛のこもった歌詞が特徴的ですよね。私が思うに彼の歌う曲には色があって、例えば「上を向いて歩こう」は赤やピンク系の暖色、「見上げてごらん夜の星を」はタイトル通り夜空の暗い青がイメージできますよね。
私の中でこの心の瞳のイメージは『青色』です。心温まる歌詞ですが寒色の青からにじみ出る優しさや、切なさ、また彼が最後に歌った曲であるという事実がそう印象づけている気がします。
今回のアレンジは合唱で歌われる形を取り入れつつ、原曲のビート感を取り入れてあります。バラードだからといってメロディのリズムをなんとなくでこなさず、フレーズの中でしっかりとテンポにはめてあげることでより美しい演奏になるでしょう。
楽曲データ
| 演奏時間 | ca.5:00 |
|---|---|
| 原キー | Ab |
| アレンジキー | A |
| 最高音 | 音域外なし |
| JASRAC作品コード | 032-8165-5 |
| 発売日 | no data |
編成表
Soprano Saxophone
Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone