楽曲解説
アメリカの巨匠アルフレッド・リードによって1980年に作曲された、吹奏楽のための演奏会用序曲です。カナダのウィンザー・オプティミスト・ユース・バンドの委嘱によって制作されました。タイトルの「春の猟犬」は、19世紀イギリスの詩人アルジャーノン・チャールズ・スウィンバーンによる詩劇『カリドンのアタランタ』の一節、「春の猟犬が冬の足跡を追うとき(When the hounds of spring are on winter's traces)」からインスピレーションを得ており、厳しい冬を追い払って希望に満ちた春の訪れを告げるという、若々しく躍動感あふれる情景を描写しています。
急・緩・急の三部形式(A-B-A)で構成された、演奏会用序曲で、猟犬が駆けるようなリズムが一貫して用いられています。中間部では、表情豊かで叙情的なメロディが現れ、再現部では、リズミックなパッセージの中にフガートのようにメロディが重なります。
日本国内の吹奏楽界においては『アルメニアン・ダンス』や『エル・カミーノ・レアル』とならび多く演奏されています。
アレンジ解説
■アレンジ内容(解説:梅田詠侍)
吹奏楽の神様とも呼ばれるアルフレッドリード氏による吹奏楽のための序曲をサックスカルテットアレンジしました。
リード氏の作品はなんといっても多声部で絡み合う音楽が特徴的ですが、その良さを可能な限り残しつつ、サックスでサウンドしやすいようにアレンジしています。
楽曲データ
| 演奏時間 | ca.9:30 |
|---|---|
| 原キー | F |
| アレンジキー | F |
| 最高音 | S.Sax. - High F(実音) |
| JASRAC作品コード | 0H1-3581-9 |
| 発売日 | 2023.10.25 |
編成表
Soprano Saxophone
Alto Saxophone
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone